-2023年最新-アルツハイマー病に対してのCBDの治療利用の可能性が徐々に証明されつつある

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現在、カンナビジオール(CBD)製品がアルツハイマー病の症状の治療または予防に役立つことを示唆する科学的証拠はありません。しかし、初期の研究では、CBDがこの症状の特定の症状を緩和できる可能性があることが示されています。

目次

アルツハイマーとは

アルツハイマー病は記憶,思考,行動に問題を起こす脳の病気です。

アルツハイマー病は通常の老齢化あるいは精神疾患とは異なるものとされています。

認知症とは,日常生活に支障をきたす記憶およびその他の知的活動能力の消失を示す総称です。

認知症の症例において,アルツハイマー病はその60-80%を占めています。

アルツハイマー症状

記憶 言語 推論 振舞い 基本的な物理プロセス、時間の経過に伴う アルツハイマー病の症状には次のものがあります。

  • 料理や運転などの日常業務が困難になる
  • 物を失う
  • 珍しい場所に物を置く
  • 同じ質問を繰り返し行う

アルツハイマーの状態が進行するにつれて、人々は不安になり、怒り、そして自立した判断をすることができなくなる可能性があります。

CBDについて

CBDは大麻植物由来の100種類以上あるカンナビノイドの一種です。

CBDは炎症、睡眠、気分への影響が報告されている自然由来の成分です。

CBDには、大麻植物の精神活性化合物であるデルタ-9-テトラヒドロカンナビノール(THC)が常に含まれていないので日本でも問題なく使用ができ、食品医薬品局(FDA)もその効果を認めています。

フルスペクトルCBD:大麻植物に存在する様々なカンナビノイドが含まれている状態。

CBDアイソレート:最も純粋な形のCBDで他の化合物は含まれていない状態

一見、CBDアイソレートの方がCBDの効果を高く味わえると思いがちですが、カンナビノイドには単体で摂取するよりも様々なカンナビノイドを一緒に摂る方が効果を高められるというアントラージュ効果という特徴があります。

CBDはアルツハイマーに効くか

CBDの抗炎症効果が記憶機能を過善する可能性がある

CBDは炎症、酸素の蓄積、脳細胞の減少の影響を軽減または除去することができるとされています。そのためCBDはアルツハイマー病の脳の死細胞やプラークを排除するタンパク質のレベルを高め、記憶機能と運動機能の両方を改善すると報告されています。

CBDは酸素ストレスを改善する

脳内で炎症が起こると、結果として酸素が放出されます。炎症が大きければ大きいほど、悪影響は大きくなります。記憶などの重要な脳機能は、脳の細胞でより多くの酸素が放出されるにつれて減少するため記憶喪失やその他の脳の劣化は、間接的に脳内の酸素の増加につながります。

CBDは抗酸化物質であり、酸素ストレスに関連する問題を軽減するのに役立ちます。酸素ストレスによって悪影響を受ける脳機能は、CBDを使用することで改善できます。

CBDは脳細胞を保護する可能性がある

アルツハイマー病患者の脳細胞は縮んでいくと知られていますのでCBDが脳組織を刺激する可能性はCBDのアルツハイマー病に対しての潜在的な利点として考えられています。

臨床試験では、CBDはアルツハイマー病の悪影響を逆転させ、さらには予防する能力を示しています。オーストラリアの研究者ティム・カールとカール・グループによる2011年の研究では、CBDが脳細胞の成長と発達を促進し、記憶やその他の脳機能の低下を減らすことがわかりました。

 

アルツハイマー病のマウスへのCBD臨床実験

アルツハイマー病に苦しむマウスにCBDを定期的に注射した科学者たちはマウスの思考能力の大きな改善に気づきました。

具体的には、マウスは古いオブジェクトと新しいオブジェクトの違いをよりよく見分けることができたといい、マウスの動きも改善されました。アルツハイマー病の人は、歩行能力に影響を与えるこわばりを発症することがよくあるため、

マウスでのこれらの改善結果はCBDのアルツハイマー病に対する可能性を広げるといった結果になりました。

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